保険の前歯
2017年8月2日

ハートリーフ歯科クリニック東大島の院長の松原です。
今日は保険の前歯の被せものについてご説明します。
保険の前歯はレジン前装冠といいます。
レジン前装冠は金属冠の前にプラスチックで覆った被せ物で裏打ちが金属のため透明感のない歯になります。
レジンは吸水性の合成樹脂のため数ヶ月で黒ずんだり黄ばんで変色します。そしてどんどん膨張し劣化していきます。最終的には剥がれてしまい金属が露出することもよくあります。
また、金属のイオンが溶けだし歯茎が黒くなったり、金属の劣化によってそこから虫歯菌が侵入し再度虫歯になるリスクがあります。最悪虫歯によって歯が折れることもあります。
決して悪いものとは言いませんが精度の高い治療にはなりません。見た目も良くありません。
既に装着されている方は何年したらやり変えたり、検診したりすることをオススメします。
お気軽にご相談ください。