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拡大鏡・マイクロスコープ

江東区東大島の歯医者・ハートリーフ歯科 歯科医の秋山です。

気温も上がりすっかり半袖での生活になってまいりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は当院で使用している拡大鏡イクロスコープについてお話ししたいと思います。

皆様は歯科治療で使用している、拡大鏡やマイクロスコープについてご存知ですか?

    

 

拡大鏡は、お口の中をチェックをしたり虫歯を削ったりかぶせ物をする一般治療のほか、歯周病治療、口腔外科手術など、様々な治療に使用することができます。拡大率は約2~10倍です。

マイクロスコープ(Leica)は6.4~25倍の拡大率をもっています。

これは、拡大鏡やマイクロスコープで見える口腔内の状態です。

   

① 古いかぶせ物の歯は要注意です。不適合なかぶせ物にはたくさんの汚れ・プラークが付着します。

このケースの場合、残念ながらすでに大きな虫歯になってしまっていました。

② かぶせ物の下で歯の根が割れています。原因を探るにも拡大されているととてもわかりやすいですね。

③④ 詰め物、修復物の下が虫歯になっています。肉眼ではよくよく注意しないと見つけることができません。

この4ケースの場合ほとんどが無症状でした。

痛くないからと言って決して安心してはいけませんね!

 

最後にもう一つ、マイクロスコープについてのお話し。

マイクロスコープというと歯の神経の治療・根管治療が有名ですね。

それは、根管治療がマイクロスコープの実力を存分に発揮できる治療だからなんですよ。

神経の治療をしたのに、なかなか症状がとれないという経験をされたことはありませんか?

このケースの場合、肉眼では見えない細い神経が隠れていました。

マイクロスコープによって倍率を上げることで、治療することが可能になります。

この隠れた神経を治療したことにより、症状をしっかり改善することが出来ました。

 

今回は拡大鏡・マイクロスコープについてのお話でした。いかがでしたか?

しばらく歯医者さんに行っていない、痛かったが落ち着いているので様子を見ている…

そんな方は特に要注意です!

症状の改善は、原因や進行状態によって異なりますが、何かお困りのことがありましたら

ぜひ一度ご相談ください。