歯科医師が歯を抜く時に注意していること2
2017年6月22日
ハートリーフ歯科クリニック東大島の院長の松原です。
前回からの引き続きの前歯をインプラントにする時に歯を抜く時に注意していることです。
前回は歯茎のラインについて抜くタイミング等について話しました。今回は骨の状態について話ます。
歯を抜く時に周囲の骨、特に唇側に骨があるかどうかを意識します。
その骨の有無により骨の増大が必要なのか、その骨を維持する処置をするのか、このまま抜いてスグにインプラントが可能なのか、抜いてから待ってからインプラントを埋めるのか等の処置を考えなければなりません。
安易にいきなり歯を抜いてしまうと皆さんが当たり前と思っている治療をできなくなってしまいます。そのため診査診断は重要になり私達歯科医師はそれを見謝らないため常に学んでいかなければなりません。
歯を抜くことは簡単にできてしまうのですが、抜くまでにたくさんのことを考えて診断し皆様の希望とする状態にすこしでも近づけていけるようにしなければなりません。
当院はむしろ歯を残していくことを優先としています。そのためインプラントは最終手段でありむしろインプラントにしないようにも努めています。
お困りの方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。