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自家歯牙移植 ② 

こんにちは 江東区東大島にある歯医者

ハートリーフ歯科クリニック東大島 事務担当です。

 

前回に引き続き自家歯牙移植についてお話いたします☆

今回は自家歯牙移植のタイミングやポイントについてお話いたします☆

 

 

市川市 南行徳 ソコラ南行徳店 ココロ南行徳歯科クリニック 歯牙移植

自家歯牙移植のタイミング

歯を移植するタイミングは、大別すると抜歯後即時移植、抜歯後早期移植および抜歯後待時移植が考えられます。

歯牙移植において、移植床における悪い歯の抜歯と移植する歯の抜歯を同時におこなう即時型移植が治癒の成功率を高めることができます。

それは、移植床に歯根膜が存在していた方が移植に好都合となるからです。

たとえ悪い状態の歯でも、その歯を抜けば抜いた穴の側壁には歯根膜が少なからず残っておりさらに活性も高いことが期待でき、創傷治癒が即される効果が望めます。

しかし次のようなケースでは、移植床側の抜歯、しばらくしてから移植を行うのがよい場合があります。

 

 

移植床側の歯牙と移植歯との大きさの差がある場合

移植後、歯肉弁の大きさが大きくズレる場合は、移植のタイミングをずらします。
悪い歯を抜いてできた移植床と移植する歯の大きさと合わない状態です。
この場合、抜かなければならない歯を先行して抜歯し、歯肉の治りを4〜6週間以上待ち、歯根膜の状態回復を待ってから移植歯の移植を行います。

 

移植床側の歯牙に嚢胞(細菌の温床)が存在

移植床において病変および嚢胞を除去した部位が明らかに移植歯よりも大きすぎる場合は、移植歯の移植タイミングをずらします。
これは病変した部位の回復を見極めてから移植を行います。

 

 

自家歯牙移植における治療ポイント

● 自家歯牙移植では、歯肉結合組織部いよる完全な付着が起こることを促す。

● 移植床あるいは移植歯の歯根膜が生きている内に移植を行う。
● 移植歯の移植による細菌汚染を防ぐ。

 

 

自家歯牙移植治療の流れ

来院1回目 自家歯牙移植の適応可否を診断(目安: 90~120分 )

● 問診とカウンセリング
● 各種精密検査
● 顔貌および口腔内写真撮影
● 歯面清掃
検査結果を即日判断し、治療計画を立案・説明することも可能です。
ご家族の賛同が得られることならびに治療計画にご承諾がいただければ、次回は手術になります。
その場合、感染予防ならびに腫れ止めの抗生物質が術前投薬されます。この薬は時限的なものであり、副作用の心配はいりません。

来院2回目 自家歯牙移植手術

手術時間:通常60〜90分

局所麻酔のみの手術時間:〜90分

鎮静麻酔を併用した手術時間:〜150分

この施術では、麻酔専門医による鎮静麻酔の併用をお勧めしています(歯科恐怖症、基礎疾患有病者、処置歯数が多い場合には、こちらから要望させていただくこともあります)。

来院3~8回目 消毒と抜糸

手術より約2週間後:
移植歯の感染根管治療(来院回数はあくまで目安)

手術からおおよそ1〜2ヵ月:
噛み合わせを診断(但し、状況に応じて期間は前後します)

手術から2〜3ヵ月:
問題なければ最終的な詰め物、被せ物を処置

術後3~6ヵ月再評価

術部の治癒状態を検査し、メンテナンスを含めた今後の対応を検討いたします。

 

当院には外科治療の専門医と歯内療法の指導医がいますので

どの工程でも最善の治療を受けることができます☆

他の歯医者さんで治療できないと言われた歯でも治療できる場合があります☆

セカンドオピニオンも大歓迎ですので当院に是非ご相談をお願いいたします☆

 

ご予約のお電話の際には気になる・ご希望の処置をお伝えください☆

 

育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、

「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。

今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。

皆様のご来院お待ちしております♪