親知らずを抜いた後について
2017年6月20日
ハートリーフ歯科クリニック東大島の院長の松原です。
今日は親知らずを抜いた後についてお話しします。
通常通りの歯の方向に生えている場合は特に縫ったりなどはしないのですが、歯茎に埋まっていたり、骨に埋まっている場合は抜いた後に縫うことが良くあります。
抜いた後は清潔にして頂きたいのですが、歯ブラシを当てると痛かったり、歯ブラシでキズを広げてしまう場合には軽くウガイ薬でゆすぐ程度でも構いません。ただ強くうがいしてしまうと抜いた場所にはキズを保護するためのかさぶたができているのですが、それが取れてしまう可能性があるため3日くらいは優しくウガイ薬でうがいし、歯ブラシはその手前までにしときましょう。
あまり縫ったところを舌などて触れてしまうと糸が緩んだり、取れてしまうことがあります。キズを治すのに重要なのは触れない事が1番です。
だいたい1週間ぐらいで抜糸できますが逆に長く糸がありすぎると糸からバイ菌が感染する可能性もあるため10日前後でいらっしゃるようにして下さい。
タバコを吸われている患者様の場合はニコチン等によってキズの治りがとても悪くなるため吸わないことをおすすめします。
歯の生え方やお身体の状態によって状況は様々ですが、当院ではしっかりと説明させて頂きますので安心してご相談ください。