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こんにちは😊
江東区東大島にある歯医者
ハートリーフ歯科クリニック東大島です。
今回は、乳幼児の歯肉・粘膜の疾患の続きをお話します。
小唾液腺(口唇腺)排泄管が外傷などで損傷を受け、粘膜下組織内に唾液が流出し肉芽組織
が増生して嚢胞様腔を形成したものです。
処置は嚢胞摘出で、縫合を要しないレーザーを用いることも多いです。
単純疱疹ウイルス(HSV)の感染。口唇・周囲皮膚に小水疱が生じます。水疱形成の前駆症状
として掻痒感や灯熱感がある。自潰して広がりびらんとなったり、下唇に移ることがありま
す。
体力消耗時に多いため、体力回復に努め経過観祭し、抗ウイルス薬を塗布します。
過敏症(食物、玩具、紫外線など)、ビタミンB欠乏症、咬唇癖、口腔乾燥症口腔カンジダ
症などによるもの。口唇の乾燥、剥離や裂溝形成、びらんや潰瘍が生じます。
局所麻酔によって感覚が麻痺した舌や口唇あるいは頻粘膜の誤咬・吸啜により、局所に浮腫
を形成することがあります、また全身疾患患児の自傷行為でも起きます。
通常3日~1週間程度で自然治癒しますが、咬傷部の二次感染で化膿することがありますの
で、清潔と安静を保ち経過観祭して下さい。
化膿した場合は抗菌薬の内服や軟膏塗布します。咬傷には予防が重要で、局所麻酔後は患児
に麻酔をした部位を触らないよう注意を促してください。
外傷やう蝕からの歯髄感染が、根尖に波及した感染根管歯にみられます。
化膿性炎症が広がり、原因歯の歯頚部や根尖部歯肉粘膜下に膿が貯留した限局性の半球状膨
隆で、排膿する場合もあります。
原因歯の感染根管治療や、抜歯が必要になります。
乳歯、永久歯の萌出時にみられる、歯冠都を覆う歯肉の無痛性膨隆です。
乳臼歯部に好発し第一大臼歯にみられることもあります。外観は歯肉色だが、嚢胞内で出血
すると暗紫色にみえる。自然萌出を期待し経過観察としますが、著しい萌出遅延や咀嚼時の
不快症状があれば開窓します。
生後数か月頃の乳歯萌出前に好発する、歯堤上皮の一部残留によるμ1〜3mm
mm程度の小真珠様腫瘤です。上顎前歯部歯槽堤粘膜に多く、上顎口蓋正中部に生じたもの
は Epstein 真珠と呼び、乳歯明出前に自然消失するため経過観察とします。
ダウン症候群などの先天異常やリンパ管腫などの腫瘍性のもの、慢性炎症や代謝異常などに
よる。舌側縁に歯の圧痕がみられ、開咬や空隙歯列、反対咬合の原因、構音障害の誘因とな
ります。
先天性(ダウン症候群など)と後天性(悪性血やビタミンB欠をなど)のものがあります。
舌背表面に多数の長さや深さがさまざまな溝がみられます。自覚症状はないですが、溝に食
渣が停滞しやすく、炎症の誘因や痛みの原因となることがあります。感染予防のため含嗽や
舌表面の清掃をした方がよいです。
原因不明の症状で、舌背表面に種々の大きさの淡紅色斑を生じます。周囲は白苔で境界明瞭
、数日で斑の形態が変 化します。自覚症状はほとんどないですが、刺激痛があればトロ
ーチ投与やヒビテングリセリンを塗布します。
先天性歯、または早期に萌出した下顎乳中切歯の切縁によって、舌尖下面に機械的刺激が加
わり、舌小帯付近に褥瘡性潰瘍を形成したものです。接触痛や自発痛で哺乳・摂食障書をき
たします。原因歯が過剰歯の場合は抜去します。真性乳歯では、切縁の削合・研磨、シーネ
による一時的な切縁部被覆、セメントやコンポジットレジンによる切縁部被覆(脱落・誤飲
に注意)と潰瘍部の消炎処置を行う。
ブランディン・ヌーン腺(前舌腺)の損傷により唾液が溢出し、舌下面正中部に無痛性、半
球状腫脹を生じます。そのため、摘出手術を行います。
乳幼児の歯肉・粘膜・舌の疾患についていかがでしたでしょうか。
育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、
「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。
今後も徹底した感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。
皆さまのご来院心よりお待ちしております。
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