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辛い嘔吐反射の方に

こんにちは😊

江東区東大島にある歯医者

ハートリーフ歯科クリニック東大島 ブログ担当です。

今回は嘔吐反射についてお話します。

オエッとなる嘔吐反射辛いですよね😰

 

嘔吐反射とは

歯科治療などで、口の中に器具をいれるとすぐに「オエッ」となってしまうことを嘔吐反射といいます。反射的にえずいてしまう体の作用で、この嘔吐反射が強い方は歯科治療に対して恐怖心があり、上手く治療が進められず歯医者さんに通うこともおっくうになられる方もいらっしゃいます。

そのため、嘔吐反射が原因でしばらく治療に行くことができず、痛みが酷くなり歯がボロボロになってから受診される方もいらっしゃいます。

◆嘔吐反射の原因◆

嘔吐反射の原因は人それぞれですが、主に考えられる要因として以下の2つが挙げられます。

①生理的反射〜口腔内の異物に対する体の反応〜

多かれ少なかれ、口の中や喉の近くに異物を感じると、体がそれを吐き出そうとする作用が働きます。

②心理的要因 〜歯科恐怖症によるもの〜

過去に歯科治療等でトラウマを持ち、極度の恐怖心から反射的に吐き気に襲われたり、嘔吐感を感じることがあります。

◆患者様の嘔吐反射の対策◆

患者様ご自身が行える嘔吐反射の対策です😊

①嘔吐反射があることを伝える

嘔吐反射が強いことを歯医者さんに伝えていただくことが一番大切です。

歯医者さんでは嘔吐反射が強い患者様に対する対策方法をそれぞれ持っています。

その対策を講じてもらうためにも問診時や問診票にて嘔吐反射があることを伝え、相談しましょう。

②歯科医師や歯科衛生士との信頼関係

嘔吐反射がある方でも食べ物や歯ブラシでは嘔吐反射を起こさない場合がほとんどです。

それは自分を信頼している、害がないと考えているからです。

つまり、歯科医師や衛生士の手や指も自分の手のように信頼できれば、嘔吐反射をおこす事もなくなります。

まずは歯科医師、衛生士としっかりコミュニケーションを取り、信頼関係を築きましょう。

心配なさらずなんでもご相談下さい☺️

③リラックスを心がける

嘔吐反射が心理的要因の場合、極度な恐怖心が嘔吐反射を引き起こします。

「怖い」という恐怖心はなかなか消えないかもしれませんが、気持ちを落ち着かせ、必要以上に怖がらないよう心がけることで、恐怖心が抑えられることもあります。

音楽を聞きながら治療を受けるなど、リラックスした気持ちで治療を受けられるように工夫してみて下さい。患者様がリラックスできるように当院でもなるべく患者様の気持ちに寄り添い対応させていただいております☺️

④正しい呼吸法を心がける

ここでいう正しい呼吸法とは「鼻から吸って口から吐く」方法です。

この呼吸法は体をリラックスさせる効果があると言われており、自律神経を正常に保つために有効です

また、治療中はお鼻で呼吸できるようしていると苦しくなりずらいと感じる患者様もいらっしゃいます。

⑤我慢しない

吐き気を覚えたり、辛くなったら我慢せずに手を挙げて知らせてください。

先に、嘔吐反射があることが歯科医師、衛生士側に伝わっていれば、処置中は患者様の様子を注意深くみています。

手が上がればすぐに一時的に中断し、落ち着くのを待ちます。

無理に我慢をしていると苦しくなってしまい、さらなるトラウマにつながることもあります。その都度知らせていただき、休みながら治療を進めていきましょう☺️

迷惑をかけてしまうかもなんて思わなくて大丈夫です!

歯科医師も歯科衛生士も患者様のことを第一に考えて診療しています

◆嘔吐反射の患者様の対策◆

①小さな器具を使う

使用する器具を通常より小さい物にすることで異物感が少なくなり、嘔吐反射を起こしにくくします。

②排唾管を使用する

排唾管という管をお口の横にかけ、水や唾液を常に吸いながら治療することで、お水や唾液が溜まりすぎず、嘔吐反射を軽減します。

③上体を起こして治療

上体を少し起こした状態で治療することで、喉の奥にお水や唾液がたまりづらく、嘔吐反射が起こりにくくなります。

④口蓋への麻酔

口蓋と呼ばれる上顎の歯の内側の粘膜に浸潤麻酔や表面麻酔を行うことで、器具による苦痛を軽減します。

⑤光学印象を使う

嘔吐反射が起こりやすい歯の型取り作業を、光学印象というカメラを使った作業に変えることで嘔吐反射が起こりにくくなります。

⑥静脈鎮静麻酔

静脈内鎮静法は、点滴から鎮静薬を投与し、歯科治療中に感じる不安や緊張を和らげリラックスした状態で治療を受けていただく方法です。

鎮静中は、ぼんやりとした状態ですが完全に意識がなくなるものではありません。

全身麻酔

全身麻酔法は、他の麻酔方法と比べより深い麻酔深度となり、完全に意識がなくなり痛みや刺激を全く感じない状態で治療を受けていただく方法です。

投与する薬の作用でご自身での呼吸が抑制されるため人工呼吸(呼吸の補助)が必要となります。
中でも全身麻酔法の設備は高額で、麻酔専門の歯科医師もいないと治療がおこなえないためほとんどの歯科医院では設備が導入されておらず全身麻酔法をうけることはできません。

育芯会では人形町駅前クロス歯科・矯正歯科のみで取り扱いがあります。

設備も整い、麻酔の先生も在籍しておりますので安心して受けていただくことができます

全身麻酔の対象となる方

静脈内鎮静法は、歯科治療への恐怖心が強い方(歯科恐怖症)、嘔吐反射が強い方、インプラント手術、抜歯の患者さまに向いている麻酔方法です。
全身麻酔法は、1回に多数の歯の治療を行う方、長時間の治療が必要となる方、静脈内鎮静法が効きにくい方に向いている麻酔方法です。
患者様のご希望や状態により、患者様・担当医・麻酔担当医で相談しながら最適な麻酔方法を決定いたします。

◆負担の少ない予防歯科・定期検診がオススメ◆

どんなに対策があっても、嘔吐反射のある患者様にとって歯科治療は辛いですよね。

なので、一番良いのは、「虫歯にならない」「歯周病にならない」ことではないかと思います

頑張って治療したあともぜひ定期検診にてお口の中をチェックしていきましょう☺️

定期検診でもお口の中に器具は入りますが、虫歯治療の時のような削る音はないですし、クリーニングでは痛みも少ないです。

また、もし新しく虫歯ができてしまっても初期に治療すれば痛みも少なく処置も早く終わります。

嘔吐反射があるけど大丈夫かな、歯医者さんが怖いなと思う方がいらっしゃればぜひ当院ご相談下さい☺️

皆さまのご来院心よりお待ちしております

 

育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、

「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。

今後も徹底したコロナ対策、感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。

皆さまのご来院心よりお待ちしております💓

 

東京流通センター歯科クリニック

https://trcdc.com

 

ハートリーフ歯科クリニック東大島

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ビーノ御徒町歯科クリニック

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ココロ南行徳歯科クリニック

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人形町駅前クロス歯科・矯正歯科

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